春はさくら。
ようよう白くなりゆく空を助手席をリクライニングした寝床で確認。
春の眠りはしあわせですきゅ。おやすみなさい・・・。
「もけ、起きろ。もう5時だぞ。」
「きゅ・・・。暗い。眠い。」
「なんのために夜中にでてきたの?」
そうでした。人一倍早く花見をしようと、夜から寒い車内で待っていたのでした。
ねぼ毛者はかいぬしにこづかれながら車外へ出ました。
まだ日が出ていないので、空気が青く感じます。
ふと見上げると、桜がほの白く浮かび上がっているのに気づきました。
到着時はまっくらだったので、こんなところにも咲いているとは思わなかったのです。
急に元気になって、撮影を開始しました。
中空に白い月が残っています。
桜と月なんて、なんだか夢の中の景色のようです。
撮影しているうちにどんどん空は赤みを増し、光を強めていきました。
おひさまの位置はわからなかったけど、色の変化で日の出がわかりました。
桜並木を歩き出します。
沿道沿いに骨組みだけの屋台がたくさん並んでいます。
昼間にはあちこちからいい匂いがするのでしょう。お好み焼き食べたいなぁ。
しずかな屋台の前を通り過ぎると、草原がでてきました。
鮮やかな若草色、くっきりとした青空に、桜が映えています。
この桜並木は、樹齢50年のソメイヨシノが山肌に約2kmも植えられているそうです。
少し高度が異なると開き具合が違うのだとか。
この日はゴールまで美しい桜が開いていました。
上がりきって、同じ道を下ってくると、すれ違う人が増えてきました。
まだ7時です。みんな早起きです。
朝ご飯を探しに大沼へ向かいました。たくさんの流氷が浮かんでいました。
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