八方尾根
われわれの大好きな『山登りシーズン』がやってきた。
目指すは長野県白馬村。車は快調にひた走り、車窓を妙義山、浅間山が流れていく。

車内では2匹がうれしそうに Yahoo 掲示板で見つけた替え歌を合唱していた。
売りの階段、下がる気配値、眠る世界に響かせたい
架空の増資、取引停止、板の動きをただ見ている
きっと本当の哀しみなんて、自分一人で癒すものさ
              (♪My Revolution のリズムで)
畳み掛ける非常事態、個人投資家たちの悲しみに思いを馳せ、また最初から唄う。
こんなアニマルでよいのか迷う、きょうこのごろである。

明るいうちに白馬に到着。ウキウキとビールで乾杯。登山にそなえ、早めに休んだ。

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登山当日。目標は唐松岳。
山頂付近の雪上歩行に緊張する2匹であった。
不安な理由は、軽アイゼンの取り付け方がわからないせいであるが。

とりあえず登る。

梅雨前最後のピーカンでとんでもなく暑い。30℃以上ありそうだ。
普段では考えられないくらい頭がくらくらし、のどが渇いた。
しかし、空は青く、山は白く、可憐な高山植物もそこかしこに咲いていた。

チングルマ、イワカガミ、ハルリンドウ・・・・。

3年かかって、これぐらいしか名前と顔が一致しない。
(今回、写真についてる名前は本で調べました。間違っていたらこっそり教えてください。)

花や虫をみつけるたびに立ち止まるので、ぜんぜんペースが上がらない。
だが、この時期、この場所でしか見られないものたちだから、仕方がないのだ。

ダイコウフンで撮影した。
花が光りすぎないように、背筋をぷるぷるさせながら影を作った。
登山道からうんと離れたところにある花を見つけ、必死で撮ったら
30メートル先で足下に同じ花を見つけて、きょとんとした。

あまりにもゆったり時間をとり過ぎて、目標よりずいぶん前(丸山ケルン目前)で
引き返す羽目になった。 景色を充分堪能したので、残念ではない。

心配の種だったアイゼンは、使う場所がなかった。雪解けが思いのほか早いようだ。
でもせっかく持ってきたので、15メートルぐらいのミニ雪渓をアイゼンで歩いてみた。
すべって歩きにくいはずの雪上が、ザクザク踏みしめられ、感動した。

[後日談]
かいぬしさまからもけにメールが届いた。
ヤマハモットヒケルトイイネ
? もけは返事を書いた。
ヤマハノカブホシイノ?(ヤマハの株価がもっと下がったら買いたい、という意味かな)
かいぬしさまから電話がきた。「山はもっと広角で写真撮るといいね」

・・・・・・。きゅ。毒されてますきゅ、株に。


歩行時間:6時間
ルート:八方〜ゴンドラ・アダム(地図@)〜アルペンクワッドリフト(地図A)−第一ケルン−
    第二ケルン−第三ケルン−下の樺−上の樺ー丸山ケルン目前(同じ道を下山)
地図
今日のポイント:日焼け止めはひざ下にも塗りましょう。
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