「ここってこんなに何もなかったっけ?」
コマクサとイワカガミの群生を堪能したわれわれは、ビールを飲んで(歩いた後のビールはおいしい)
芳ヶ平へ向かっていた。
所々、硫化水素が出ているので、パイオニア植物ぐらいしか生えてない。
モケはこういう景色もすきだけど、たしかにさっきと比べたら地味かも・・・。
「かいぬしさま〜」ここに花があるよ(参照)。
やおら、石を拾うかいぬしさま。
「この石投げて、あの雪のところまで届いたら、もけ、置き去りね」
「どして?」
「ここまで戻らされて疲れた」
たったの2〜3メートルじゃないきゅか・・・。
「きょう、なんか、役にたった?」
みみげをふるわせ、うなだれるモケ。
思いっきり投石するかいぬしさまを見て、ますます悲しくなるモケであった。
そういうときは、届かないように手加減するもんですきゅ。
日陰もなく、ゆるやかな上り下りが続く道は、結構疲れる。
だが、いつも通りいびられているうちに、芳ヶ平へ到着した。
驚いた。景色がまったく違う。
乾いた殺風景な大地から、緑広がる湿原へ変わり、しかも一面ワタスゲだらけである。
言葉もない。
写真をたくさん撮った。
かいぬしは木道のベンチでお昼寝していた。
1日で3つもすごい景色を見られました。
ルート:(白根レストハウス〜白根火山ロープウェイ山頂駅〜深勝歩道最高点〜鏡池〜)
弓池〜白根レストハウス〜芳ヶ平〜白根レストハウス
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