ほんとにここであってるのか? 2度、迷子になった。
五重塔見たさにやってきたみみげ号は、場所が分からず右往左往。
同じ場所を探してぐるぐる回ってしまった。
・・・結局、最初に停めた駐車場であっていたのだが。
これが最初の迷子。
車をおりて、『出羽三山』の看板は確認した。
目指すは五重塔である。
高い建物だから、門外からでも確認できると想像してたのだが
あたりにそれらしきものは見えない。
しかも山門を抜けると、すぐ山道なので戸惑ってしまった。
なかなか急な下り道である。
間違っていたら、とぼとぼこの階段を登ってくることになる。
毛者たちは途方にくれながら、周囲を見回した。
だが、ここ以外に道はない。
カメラをおなかにかかえ、恐る恐る歩き出した。
うっそうとした白い杉林。時折、鳥の鋭い鳴き声が聞こえる。
なんか出てきそうな雰囲気である。
ふと、先を歩いていたかいぬしが手で制した。
「ゴジュウカラ」
サングラスをかけたような顔。動きもかわいらしい。
もちろんダイコウフンで撮影した。
「カメラかして」
かいぬしさまも、望遠レンズでよく見たいのだろう。
ところが、かいぬしさまがカメラを構えた瞬間、彼は遠くに飛び去ってしまった。
「もけのせいだ。ばか毛」
・・・やっぱり怒られちゃった。
どこにいっても怒られる、かなしい毛者である。
ほんとに間違ったところに来たのでは、と確信したころ『五重塔』があった。
ぽっかり開けた小さな広場に、ウサギや鹿の足跡、そして古色蒼然とした塔。
ふりしきる雪の中、しばし見とれてしまった。
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撮影日:2004年12月29日
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