視界は真っ白。
「この先、行けるの!? ほんと、モケが行きたがるところはロクなことがないよな。」
「・・・・・・。」(うなだれる毛者)
空は晴れ渡っている。だが、これ以上車を走らせたら危険だった。
突風が戦場ヶ原の雪を巻き上げ、地面から数メートル吹雪の層を作っていた。
風の音なのか、地鳴りが緩急をもって襲いかかり、あらゆるものに雪を叩きつける。
呆然と車を止めるしかなかった。
4〜5分経っただろうか。
わずかに吹雪が薄くなってきた。たぶん先行車の、影が見えた。
止まっていては渋滞になるので、後ろも気にしながら、少しずつ、走り出した。
三本松の休憩所に入るころには、だいぶ周囲が見えてきた。
完璧な青空に白い雪。そして男体山。
「すごいね」
「すごいきゅ」
圧倒され、立ち尽くす2匹。
だがあっという間に地ふぶき視界をさえぎられた。
耳や手になんともいえない痛みを感じながら、車に戻りました。
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撮影日:2005年 1月22日
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