北海道へ行った。かいぬしのお供で。
レンタカーでびゅんびゅん走る。車線も景色もとってもワイド。
いっぱい手のつけられてない原野があった。
「ここ、もけん家にする」
「買えるの?」
夢のないかいぬしである。
そんなことはさておき、ぜんぜん行くところを考えていなかった。
せっかく遠くにこれたのに無計画な毛者たち・・・。
国道脇に広い湿原が広がっているので、曲がってみた。
特に名前はなさそうな場所だが、絵になる景色だ。
魅力的な横道があったので入ってみた。どうやら、牧場のようだ。
車を停めて歩き出す。ヒバリの鳴き声が賑やかだ。
どこまでも広く平坦な景色の中に動くものがある。
近づくにつれ、ジャポニカだとわかった。
(学習帳の表紙にのっていたので、われわれはこう呼んでいる)
ずっと、じっと、観察していたが、ぜんぜん逃げる気配もない。みんな、土の中をついばんでいる。
ゴハンに夢中なのでした。
吹く風はまだ冷たい。
ひとしきり歩いたあと、あてのないドライブへと戻った。
牧場を抜けてすぐ『ウトナイ湖』の看板を発見。いそいそと場所を確認する。
有名な湖じゃなかったっけ?
わくわくしながら国道を曲がると、ワインディングロードに入った。結構揺れる。
イメージしてる場所と違うのだろうか・・・という迷いがよぎったが、目的地に着いた。
まず湖岸へ向かう。視界が開けた途端、一斉にガンが飛んだ。びっくり。
お約束の白鳥もたくさん浮かんでいた。近くで見ると野太くてかわいくない・・・。
とにかくたくさんの野鳥が浮かんでいる。
春なのだなぁ。
湖から自然観察路へ向かう。雪解け水でいたるところがぬかるんでいた。
足元に気をとられていたが、何か横切るのを感じた。
ねずみ? リスだ!
シマリス。
これがめちゃくちゃかわいい。
短い手足でとぶように走る姿だとか、両手で木の実を食べる姿とか、そのときのほっぺがふくらみとか
ぼさぼさのちょびシッポもかなりチャーミング。
静かにしていれば至近距離で、↑こんな姿が観察できます。
この日、5回ほど逢えました。
これだけで、北海道に来た価値がありました。
リスだけじゃなくコガラ、ゴジュウカラなどのカラ類にも逢えたよ。
こんどはエゾリスにもあいたい。すてきなところでした。
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■ 地図:北海道苫小牧市・ウトナイ湖
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* ウトナイ湖・・・
かつての勇払原野の面影を残す、すばらしい湿原地帯です。春・秋には2万羽を越すガン・カモ・ハクチョウ類が湖を訪れます。1991年秋にラムサール条約の登録湿地に指定されました。野鳥のほか、キタキツネ、エゾシカ、シマリスなども生息しています。 (ウトナイ湖サンクチュアリネイチャーセンター資料より抜粋)
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撮影日:2005年 4月 2日
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