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「かいぬしさま。屋久島みたいだね」
「・・・。モケ、貧乏くさいぞ。」
(われわれは屋久島に行ったことがありません。みたいに強引さを感じたのでしょう)
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棒ノ折山は沢沿いの山道が美しい。
川の音、鳥の声、小さな花が春の山に満ちていた。
すこし緑が濃くなっているので、もう夏といってもいいのかもしれない。
ふと、鳥の声があたりに響き渡った。
「ミソサザイだ」
かいぬしが必死に探す。モケはカメラを構えてスタンバイ。
(いた!)
必死に指し示されるのだがモケにはちっともわからない。
岩と腐った枝が見えるだけ。
(いま動いたヤツ)
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あ、あれか〜・・・。
体長10センチぐらいの小さな体。体色は焦げ茶とも黒ともつかない感じ。
シッポのとんがったミニすずめみたい。
それが、シッポを上下にふるわせ、高くきれいな声で歌いだした。
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チリリリリ〜 チリリリリ〜 (適切な擬声語が見つかりません)
しばらく足をとめて聞き入った。
すこしぐらい動いても逃げない。山道沿いだから人に慣れているのかもしれない。
鳴いていると、もう1匹が寄ってきた。もしかしてメス?
2匹は枝や岩の上を華麗に移動しながら、去っていった。
曇りのため山頂の景色は望めなかったが、春アイテムは満載でした。
∵ マイナーな山だと思っていたが。>> 皇太子さま、埼玉の棒ノ嶺を登山 (読売新聞)
∵ みみげニュースもあわせてご覧ください。
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撮影日:2005年 5月14日
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