霧が多いから、霧ヶ峰。
こないだ本を読んで知った。
太陽の見えない朝。高原にはミルク色の霧が立ち込めている。
牧場の牛たちがいっせいに移動をはじめる。
近辺に泊まってたと思われる人がのんびり散歩をしている。
いろいろなジャージを着た学生たちが元気に走りぬけていく。
しずかな朝、いろいろな生き物が活発に動いている。
われわれも快調に登山道を目指す。
あるポイントに来たら、いきなり霧が晴れ、木々の緑が濃くなった。
陽の光がキラキラふりそそぎ、白樺や空や建物の屋根の色が精彩を帯びる。
雲が不思議な色で発光している。
ドラマチックな朝だ。
霧ヶ峰はマツムシソウの季節。
むらさきの大きな花があちこちで群生をつくる。
大きくてめだつ花だが、可憐な感じがする。華奢なおしべや、淡い色のせいだろうか。
ニッコウキスゲが終わった草原一面にこの花がゆーらり揺れている。
秋の訪れを感じさせる花だ。
ヤナギランとシモツケも花盛り。
あちこちに赤いじゅうたんを作っていた。
ヤナギランはその名の通り、ランに似た花が咲く。
めしべが、たんぽぽの茎を割いて水につけたみたいにカールしているのが面白い。
シモツケはふさふさの花。
思わずさわりたくなる。ハチが花の上でころころしていた。
牛の背中みたいな、なだらかな山が見渡すかぎりつづく。
次から次へ流れる雲が影をつくる。
ゼブラ山、北の耳、南の耳と小さなピークをのぼりおり。
空は遠く、山は広く、われわれは小さく、アリのようにどこまでも歩いていくのでした。
コース:車山肩〜沢渡〜八島湿原を左から周る〜奥霧〜ゼブラ山〜山彦北の耳〜南の耳〜乗越〜車山湿原〜車山肩
* どんなところか、見てみたくなる地名だよね。
ハイキングマップはコチラ(霧ケ峰自然保護センターのページ)をご覧ください。
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■ 地図:長野・霧ヶ峰
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撮影日:2005年 8月16日
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